【新聞ウォッチ】三菱ふそう、「改良ハブ」も欠陥、再リコールへ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年1月17日付

●新型ミニ、伝統の外観、現代の走り(読売・8面)

●利上げへ最後の詰め 日銀、政府にも容認論(朝日・1面)

●残業代ゼロ、提出断念 通常国会(朝日・1面)

●欧州新車登録0.7%増、06年トヨタは大幅増(朝日・10面)

●三菱ふそう、再建途上に痛手、再リコール、費用は数十億円(朝日・11面)

●対フォード、提携「中身次第」トヨタ社長、技術開発軸に(日経・1面)

●トヨタ、国内でも低価格車、渡辺捷昭社長インタビュー 新興市場向け 80万円台程度、「軽」需要に照準(日経・11面)

●中古車販売、6年連続減、昨年3.9%減 502万台 使用年数伸び流通減少(日経・11面)

●「低い電線」あちこちに 全国の国道、221カ所(日経・42面)

ひとくちコメント

三菱ふそうトラック・バスが大型トラック『スーパーグレート』の車軸とホイールをつなぐ部品「ハブ」の左右に亀裂が見つかった、と発表した。

昨年10月、破断し前輪が脱落した問題で、同社はハブの強度に問題があったとして、今週中にも同車種の数万台を国土交通省に再リコール(無料の回収、修理)する方針を固めた。16日付の夕刊で読売が1面トップで報じたほか、各紙も社会面などで大きく取り上げている。

問題のハブは04年に行った約24万台のリコールの際に、交換部品として使われた強度が高いと言われた改良型。今回はリコールに踏み切るまでの対応が遅れたわけではないが、再リコールは技術面での未熟さが問題視されるだけに「再建途上に痛手」(朝日)となりかねない。

《福田俊之》

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