半導体大手のマイクロン・テクノロジー社は、レーシングドライバーのロビー・ゴードンと協力し、第29回ダカールラリー(通称:パリダカ)に出場するゴードンの活躍をデジタルビデオ撮影・配信している。映像は、ゴードンが搭乗する「モンスター・エナジー」(トーヨータイヤ・ハマー『H3』ダカールレーサー)に装備された、マイクロンのイメージセンサー「デジタルクラリティー」とNANDフラッシュメモリー「レクサー・プロフェッショナル・コンパクトフラッシュ」を使用して撮影される。ゴードン車に搭載された3台のビデオレコーダーのカメラは自動的に一定間隔で撮影するようプログラムされており、運転中にゴードンがボタンを押して起動させることも可能だ。映像は、マイクロンとロビー・ゴードン・モータースポーツのウェブサイトで報じられる。ゴードンは、8日第3レグ終了時点でトップと58分50秒差の総合22位にいる。マイクロンはCMOSイメージセンサーでトップクラスのメーカー。同社の画像処理技術は、携帯電話やパソコンのカメラから、セキュリティやヘルスケア製品に至るまで、さまざまな製品に採用されている。また、クラス最高級のイメージセンサーを自動車業界に提供しており、そのイメージチップはバックアップカメラ、パーキング、レーン逸脱警告などの安全システムに採用されている。ゴードン車で使われるイメージセンサー技術は、07年型ハマー『H2』の後方視認システムに使われている。マイクロンURL http://www.micron.com/dakar/ロビー・ゴードン・モータースポーツURL http://www.robbygordon.com/