ブリヂストン、国内全工場でコ・ジェネ導入を完了

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ブリヂストンは、地球温暖化対策の一つとして彦根工場にコ・ジェネレーションシステムを導入し、2007年1月から稼動を開始すると発表した。

昨年8月の久留米工場、防府工場に続き、残る彦根工場にも導入が完了したことで、国内にある9つのタイヤ工場すべてでコ・ジェネレーションシステムの導入を完了する。

同社は、2003年に制定した「環境中長期計画」に基づいて、2010年末までにCO2の総排出量を1990年のレベル以下にするという目標を掲げ、取り組みを進めてきた。

特に、同社は、タイヤ製造を中心に熱源を多く使用していることから、熱効率を高め、エネルギー資源の効果的な運用につながるコ・ジェネレーションシステムの採用が有効と考え、1995年から国内工場への積極的な導入を図ってきた。

この結果、工場の生産量が増加しているにも関わらず、CO2排出量は減少し、2005年度には、「環境中長期計画」に示すCO2削減目標を5年前倒しで達成することができた。

彦根工場では今回のコ・ジェネレーションシステムの導入で、CO2の排出量を年間約22%削減できる見込み。

同社は、環境に関する活動を「経営の最重要課題の一つ」と位置付け、今後も地球温暖化問題への対応を含む環境保全活動に努めるとしている。

《レスポンス編集部》

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