トヨタ『ブレード』(21日発表)は、低速正面衝突時に冷却ユニットを後退させるなど、壊れにくく修理しやすいよう工夫されたボディ構造となっている。
低速衝突時に、冷却ユニットを後退させ損傷を回避する構造は、ラジエターを取り付けるボルト穴の部分にあらかじめ逃げ道を用意しておくという、いたって簡単な構造。
それだけでなくラジエターを損傷させるような部品をその前に配置しないといった工夫も必要になる。たったこれだけのことでも、ラジエター交換をしなくていいとなれば修理費は大きく変わってくるだろう。
その他にも、フロントには、衝撃を吸収するクラッシュボックスが取り付けられサイドメンバーへのダメージを大幅に低減、リアではバンパーアームが同じく衝撃を吸収する構造となっている。
クラッシュボックス、バンパーアームはともにボルトで連結されているので交換が容易となっている。
もちろん兄弟関係にある『オーリス』でも採用されている構造だ。