4日未明、愛知県東海市内の第二東名高速道路(伊勢湾岸自動車道)下り線で、路肩に軽乗用車を止めてパンク修理を行っていた2人の男性が、後方から進行してきた大型トレーラーにはねられる事故が起きた。この事故によって1人が死亡、もう1人も重傷を負った。
愛知県警・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午前0時45分ごろ。東海市名和町付近の第二東名高速道路下り線で、路肩に軽乗用車を止めてパンク修理を行っていた2人の男性が、後方から進行してきた大型トレーラーにはねられる事故が起きた。このうち30歳の男性が全身強打で間もなく死亡。25歳の男性も腰の骨などを折る重傷を負った。
現場は片側3車線の直線区間。200mほど先には東海インターチェンジに向かうための減速車線があり、大型トラックはここに向けて進路を変えている歳中に事故を起こしたとみられる。
警察ではトレーラーを運転していた26歳の男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いているが、調べに対して男性は「道路標識に気を取られ、停車していたクルマを見落とした」などと話しているという。軽乗用車は右後輪がパンクしており、死傷した男性らは交換作業を行っていたが、衝突防止措置が適切に取られていなかったようだ。