日本ヒューレット・パッカードは12月下旬、GPSナビゲーション機能を搭載したPDA(携帯情報端末『HP iPAQ rx5965 Travel Companion』を発売する。価格は5万9850円。
同製品は、液晶画面が3.5インチで、最新のGPS受信機「SiRFstarIII GPS」とアンテナを本体内部に内蔵している。2GBのフラッシュROMには、ビーマップ社のGPSアプリケーション「b-walker for iPAQ Navi」と日本全国の地図データがあらかじめ搭載されていて、購入後すぐに高性能のGPSナビとして利用できる。
また、標準で車載キット(ホルダー、カーアダプター、取り付け器具)が同梱されており、車載ナビとして利用できるほか、コンパクトさを活かしてビジネスや旅先での携帯ナビとしての利用も可能だ。もちろん、音声によるナビも行える。
この「rx5965」ほか、ナビ機能がないモデル『rx4240』(11月30日発売、3万2550円)と『rx4540』(12月中旬発売、4万2000円)も発売される。全機種に無線LAN(IEEE 802.11b/g)とBluetooth(ブルートゥース)が搭載されている。
なお、同社では新製品のiPAQを体験できる場として、新宿駅と銀座駅の2カ所に期間限定で「HP Satellite Station」をオープンする。新宿駅は小田急西口コンコース(12月4日−10日)で、銀座駅は地下鉄B2出口付近のイベントスペース(12月4日−17日)。豪華な賞品やHPオリジナルグッズが当たるキャンペーンもあるそうだ。