【ITS世界会議06】ロンドンバスがちょっと進歩します

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英国ロンドンのエクセル(ExCel)にて開催中の「第13回ITS世界会議」では、地元のロンドン交通局(TfL: Transport for London)が、会場の中央に大きなブースを設置して、さまざまな取り組みを紹介した。

中でも、ちょっとした人気を集めていたのがロンドンお馴染みの2階建てバスの展示。バスの前で記念写真をとったりする人や、運転席の乗り心地を試す人が次々と現れた。

このロンドンの2階建てバスも、2007年からはちょっとだけ進歩する。これまでのバスでは、バスの運転手と管理センター官のコミュニケーション手段は、アナログ無線を通じた会話だけだった。しかし来年2月からは、バスの運転席に専用の端末を設置し、携帯電話のGPRSによって、運転手が端末のボタンを押すだけでバスの状態をセンターに伝えることができる。

センターにあるモニターでは、バスの現在地を把握するとともに、バスからの「事故」、「渋滞」、「運行中」といった情報を元に、して、それぞれのバスを、赤、黄、緑と色分けして管理。「事故」などが発生したバスについては、すぐに対策がとれるようになる。

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