東京海上日動火災保険、損保ジャパンなど損害保険大手6社は29日、自動車保険に付随して支払われる特約部分の保険金の支払漏れに関する再調査の結果を公表した。支払漏れ件数は6社合計で26万2158件、保険金額にして162億2811万円に達した。
昨年11月判明分と今回再調査分とを合わせた不払い件数は、東京海上日動火災が6万3143件、損保ジャパンが2万9651件、三井住友海上火災保険が4万6819件、あいおい損害保険が6万8395件、日本興亜損保が3万9522件、ニッセイ同和損保が1万4628件だった。
再調査で判明した不払い件数は6社合計で11万8940件。昨年11月時点の14万3218件にくらべ約1.8倍に膨らんだ。