【福祉機器展06】スズキから燃料電池の電動車いす

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【福祉機器展06】スズキから燃料電池の電動車いす
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スズキは、ハンドル操作型の電動車いす「セニアカー」に、燃料電池を搭載した『MIO』を開発し、27日から29日まで東京ビッグサイトで開催される「第33回国際福祉機器展H.C.R.2006」に参考出品する。

燃料電池セニアカーのMIOは、ダイレクトメタノール型燃料電池ユニットを搭載した電動車いす。液体燃料を使用する燃料電池で発電し、モーター駆動により走行する。従来の家庭用電源などからの充電を必要とした、鉛蓄電池搭載のセニアカーとは異なり、液体燃料を充填する燃料電池ユニットの搭載で、利便性を向上させるとともに、連続走行距離を大幅に伸ばした。メタノール水溶液1回の充填(4リットル)で40km以上の長距離走行が可能。

また、安定感のある車体に、ボディーガードを兼ねた大型アームレストを採用し、バーハンドルの両端に球形ノブを採用した新型ハンドルを採用して大きく曲がるときに手首への負担を減らし、ハンドル操作をしやすくした。 

スプリング効果のあるメッシュタイプ生地のシートを採用し、クッション性・通気性を向上させ、乗り心地や快適性を高めたほか、大型液晶パネルを採用し、燃料の残量や発電状態などを読み取りやすくしたのが特徴。

《レスポンス編集部》

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