フォードはパリモーターショーで、北米では販売予定のない純粋にヨーロッパ市場に向けた新モデルをいくつか発表する予定だという。
中でも注目を集めそうなのはワゴンスタイルの『モンデオ』だ。フォード『S-Max』、マツダ『MPV』と多くのパワートレインなどを共有するモンデオは、カテゴリーとしてはミッドサイズセダンだが、それをベースとしたワゴンは「ほぼ市販モデルに近い形」になるという。
そのスタイルについては、フランクフルトモーターショーで発表された『イオシス』コンセプトからの影響が明らかなもの。今回発表されるワゴンスタイルの他、セダンスタイルなどいくつかのボディバージョンが用意される予定だ。
エンジンは2.0リットル・ターボディーゼルまたは2.5リットル・ターボチャージャー付きガソリンエンジンの2タイプ。
モンデオの他、新型『ギャラクシーミニバン』、市販バージョンの『フォーカス・クーペカブリオレ』、ヨーロッパ向けにアレンジされた『レンジャー』ピックアップトラック(2.5リットル・ディーゼルエンジン搭載)など、充実したラインアップが期待されている。