13日、三菱自動車の軽自動車『eKワゴン』が2代目にフルモデルチェンジを行なった。2代目では「みんなのスマイル いい軽ワゴン」をコンセプトに、ボンネット型軽自動車では初となる、電動スライドドアを採用するなど、利便性を大幅に向上させている。
2代目eKワゴンの開発をとりまとめた、軽商品開発プロジェクトマネージャーの森井巌さんは「2代目eKワゴンは、乗る人みんなが笑顔になれるような軽自動車を目指しました」という。
「そのため開発段階ではスーパーマーケットの駐車場で、軽自動車がどのように使われているかを観察したり、後席に乗る子供を対象としたクリニックを行ない、今まで気付くことのなかった不満点などを発見しました」
「その結果、今まで好評だった飽きのこないエクステリアデザインなどは踏襲しながらも、シフトの操作性やインパネの質感などは大幅に改善。さらに電動スライドドアを導入することで、ほかの軽自動車の先を行く進化も実現しました」
実際に電動スライドドアは子供を乗せるときには便利だし、コラムからインパネに移されたシフトレバーの操作性も向上している。確かに新しいeKワゴンなら、運転手から後席の子供まで笑顔で乗ることができそうだ。