母国ドイツGPを制し、アメリカ、フランスと3連勝を飾ったフェラーリのミハエル・シューマッハ。最大のライバルであるフェルナンド・アロンソが5位に沈み、チャンピオンシップのポイント差を17から11へと大幅に縮めたとあって、本人も喜びを隠しきれない。
「最高だよ! マシン&エンジン&ブリヂストンタイヤの全パッケージや、チームのパフォーマンスを表現する的確な形容詞が見つからない。先週ポールリカールでのハードワークが報われて本当に嬉しい。素晴らしいレースを戦ったフェリペを讃えたい」
「シーズンの鍵を握る局面で、ポイント差を詰める事が最重要課題だった。問題は何一つなかったし、母国のファンの前で勝てたことは特別。午前中のドライバーパレードで受けた声援には特別な思いを感じた。彼らに勝利で恩返しすることができて嬉しいよ」
「両タイトルの争いは極めてオープンになった。残り6戦ではさらにプッシュして、プレッシャーを与えたい。今後も同様の戦いができると自信を持っている」とレース後語ったシューマッハ。
ドイツGPの勝利は自身89勝目、フェラーリでの勝利数は70になった。