【ロンドンモーターショー06】嵐の中でデビュー、マツダ ロードスタークーペ

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英国ロンドンで、18日に開幕した2006年英国国際モーターショー=ロンドンモーターショーにおいて、マツダは、動力開閉式ハードトップを装備した『MX-5ロードスター・クーペ』(欧州名)のワールドプレミアを飾った。

MX-5ロードスタークーペは、2005年に発表され、世界で高い評価を得ている3代目MX-5のリトラクタブル・ハードトップ・バージョンだ。MX-5に引き続きデザインを担当した中牟田泰チーフデザイナーは、「MX-5のイメージを踏襲することを第一に考えたデザイン」と語る。

MX-5ロードスタークーペの車高は、MX5に比べて10mm高く、車重も37kg重くなっただけ。また、「トランク部分も40mm高くなったが、それ以外の部分はMX-5と同じデザイン」という。

「ソフトトップではセキュリティが心配という声も多かったので、それに応えるためにハードトップ・モデルが開発された」(同氏)という。世界での販売を予定しており、車名も、欧州では「マツダMX-5ロードスタークーペ」、日本では「マツダ・ロードスター・パワー・リトラクタブル・ハードトップ」、北米では「マツダMX-5ミアータ・パワー・リトラクタブル・ハードトップ」となる。

欧州モデルでは、ガソリンエンジンとギアボックスの組み合わせが、1.8リットル(5MT)、2.0リットル(5MT)、2.0リットル(6MT)の3タイプ、日本モデルでは、2.0リットル(5MT)、2.0リットル(6MT)、2.0リットル(6AT)の3タイプとなる。

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