新型ホンダ『ストリーム』には2種類のパワートレインがあり、それぞれに異なったトランスミッションが組み合わされている。
売れ筋となる1.8リットルエンジンは、昨年登場した『シビック』に採用されていたものと同じタイプ。140ps/17.7kgmを発揮し、トランスミッションもシビックと同様に5速ATが組み合わされている。
対する上級モデルの2.0リットルは新開発エンジンとなる。基本的には1.8リットルのストロークを伸ばしたタイプだが、3ステージ可変管長インテークマニホールドを採用し、全域でトルクフルな特性を与えている。2.0リットル車は150ps/19.4kgmを発揮し、トランスミッションはFF車はCVTとなる。
ストリームの開発責任者である筒井研也さん「新型ストリームのエンジンは、1.8リットルはシビックと同様ですが、2.0リットルは新開発エンジンをいち早く導入しました。このエンジンはクラストップの低燃費と、高い静粛性を実現し、4つ星レベルの高い環境性能をクリアさせた優れたエンジンです」という。
新しいエンジンを真っ先に導入するあたりに、ホンダが新型ストリームにかける強い意気込みが感じられる。