ホンダ環境レポートを発行…環境負荷データ集計対象企業を拡大

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ホンダ環境レポートを発行…環境負荷データ集計対象企業を拡大
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ホンダは、2005年度の環境保全取り組み実績と、2006年度目標をまとめた報告書「環境年次レポート2006」を発行した(既報)。グローバル環境負荷データの集計対象を、前年度の43社から72社に拡大したほか、報告書に対する学識者の第三者意見を掲載するなど、開示情報の客観性向上に努めたとしている。
 
環境年次レポートは、1998年度から毎年発行しており、今回が第9号となる。レポートでは、1992年に制定した「ホンダ環境宣言」のもとに取り組んでいる環境保全活動の目標と実績を年度毎に報告している。
 
レポートで公表している2005年度の主な実績によると、1999年に定めた二輪・四輪・汎用製品の全7項目の2005年目標を達成した。具体的には、四輪車は1995年比で、HCとNOxをともに88.1%削減、平均燃費は約31.1%向上した。
 
低排出ガスでは、四輪車では4ツ星または3ツ星認定を6機種11型式で新たに取得し、2006年3月末時点で認定している機種は合計24機種50型式となった。四輪車総販売台数に占める低排出ガス車の割合は85.2%となり、前年実績を4.7ポイントアップした。

また、生産領域における平均VOC排出量は34.3g/m2で、2000年度実績(53.8g/m2)に比較して19.5g/m2削減したことなどを掲載している。

《レスポンス編集部》

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