トヨタ自動車は、『エスティマハイブリッド』をフルモデルチェンジし、12日に発売した。「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」の考えのもと開発された「THS II」をミニバン用に最適化し搭載した。
高膨張比サイクルを採用した直列4気筒2.4リットルガソリンとリダクション機構を採用した高性能フロントモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの「リダクション機構付のTHS-II」を搭載した。
フロントモーターのトルクを増幅させるリダクション機構、バッテリーからモーターへの供給電圧を高める可変電圧システム、バッテリーの高性能化などで動力性能の向上を図った。
燃費はコンパクトクラス並みの20.0km/リットルを実現したほか、排気熱再循環システムの採用で、日常使用時の燃費の向上も図った。
さらに、リヤモーターを高出力化した「E-Four」の採用で、4WDならではの高い走破性を確保するとともに、「VDIM」により、高い予防安全性と優れた車両運動性能を実現した。