豊田通商、中国で自動車部品の物流会社を稼動

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豊田通商は、中国、広州汽車集団商貿有限公司との共同出資で、自動車部品物流の合弁会社「広汽豊通物流有限公司」を設立、このほど道路運輸免許を取得して5月から営業開始したと発表した。

中国では自動車市場が急速に成長を遂げており、新会社は、自動車メーカーの大量生産・販売に貢献できるよう安定的で効率的な物流体制を構築し、自動車部品関連の物流をターゲットに総合物流業に参入することを目的としている。

豊田通商は中国国内外ネットワークと営業力、世界各国で実績のある自動車部品物流のノウハウ、広汽商貿は中国輸出入業務の実績、国内営業力など発揮、両者の特徴を充分に活かし、高品質・低コスト・高効率を追求した部品物流サービスを提供していく。

新会社は、広州市南沙区内に物流センターを完成、主に自動車部品メーカーの物流ニーズに応じたサービスを提供するほか、自動車メーカーのニーズに合ったトラックを保有し、生産用部品の物流サービスを開始した。

今後は、総合物流業として国際貨物運輸代理業、通関業にも進出し、中国内外の自動車分野だけでなく、幅広い客先のニーズに対応できるよう、総合物流機能を拡充し競争力のあるサービスを提供する方針。

《レスポンス編集部》

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