サンマリノGPのオープニングラップでクリスチャン・アルバースに追突し、審議に掛けられていたスーパーアグリの井出有治。スチュワードはレース終了後両ドライバーから意見聴取を行った結果、事故の原因は井出にあるとし、「今後同様の過失を犯さないように」と戒告処分を下した。
追突したことに関して「プッシュしすぎたとは思っていない。レーシングラインの上にいたアルバースを回避することができなかっただけ」と説明している井出だが、井出の実力に疑問の声が次々と上がっているのは事実。
元ワールドチャンピオンのニキ・ラウダも井出について、「スーパーライセンスを剥奪すべき」と厳しい意見を述べている。
さらに次戦ニュルブルクリンクへの出場も危うくなっている。鈴木亜久里代表も「個人的には出てほしいが、決めるのは僕だけじゃないから……」と交代の可能性を認めている。