マイナーチェンジを受けたメルセデスベンツ『Eクラス』がニューヨークモーターショーで披露された。主な変更点は、前後バンパー、グリル、ヘッドライトとテールランプ等と、新型Sクラスに用いられている「PRE-SAFE」を採用したこと。
「プリセーフ」は衝突を察知し、直前にシートベルトのプリテンションやシート位置を適切にアジャスト。サンルーフや窓を閉じるなど、乗員のダメージを最小限に食い止めるシステムだ。そのほかヘッドレストと頭部の隙間を自動的に縮める「NECK−PRO」や、速度によって照射エリアをアジャストする「インテリジェント・ライト」も採用するなど、安全性向上の機能を厚くしているのが特徴だ。
新型Eクラスは、2007年モデルとして6月早々にはヨーロッパで、続いて北米、日本での発売が開始される。