成田空港にもクルマ突入、機動隊員の胸倉つかむ

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9日未明、千葉県成田市内の新東京国際空港(成田空港)の未供用敷地につながる道路に設置された検問に軽自動車が突っ込み、男性警備員が弾みで転倒して軽傷を負う事件が起きた。警察では運転していた29歳の男を公務執行妨害などの現行犯で逮捕している。

千葉県警・成田空港署によると、事件が起きたのは9日の午前4時15分ごろ。成田市東峰付近の成田空港内未供用地に通じる道路に軽自動車が接近。そのまま加速して検問を突破しようとした。

クルマは検問所のフェンスに突っ込み、内側にいた54歳の男性警備員が弾き飛ばされて転倒し、頭などを打つ軽傷を負った。騒ぎを聞きつけた機動隊員が運転していた男を車外に出そうとしたが、男は隊員の胸倉につかみかかるなど大暴れしたため、公務執行妨害と業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。

逮捕されたのは印西市内に住む29歳の男と判明したが、泥酔に近い状態。逮捕されたことを不服に思っているらしく、調べに対して黙秘しているという。

《石田真一》

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