BMWオラクル、アメリカズカップ挑戦艇「USA 87」命名式

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BMWオラクル、アメリカズカップ挑戦艇「USA 87」命名式
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国際ヨットレース、2007年アメリカズカップに挑戦するBMWオラクル・レーシング・チームは27日、カップ開催地のスペインのバレンシアで、新型艇「USA 87」の命名式を行ない、同地にチームベースを正式にオープンした。

チームCEOでスキッパーのクリス・ディクソンは「USA 87の誕生までに、フルスケールのボート2隻を使った帆走テストを1000時間繰り返した。建造には、作業員1人で行なうとして3万時間がかかった」 と述べ、自動車技術の応用を可能にしたBMWにも謝意を述べた。
 
軽量船体(2トン)は半年をかけて米ワシントン州アナコルテスで建造された。2月にDHLのサポートで、世界最大級のロシア製輸送機アントノフに搭載され、シアトルからバレンシアまで8900kmを移動した。

チームベースは3階建てで、VIPをもてなすエリアや地元の人々との交流センター、ジム、2艇を使ったテストの施設を備える。マーケティングディレクターのミルコ・グレシュナーは「もてなしについては、従来のアメリカズカップよりも(自動車レースの)F1に近いものを目指す」と述べる。

また、ヨットウェアなど広範なマーチャンダイズ・コレクションも発表された。

《高木啓》

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