世界的に優秀な工業デザイン学校4校の学生を対象に開催したフェラーリのデザインコンペティション「神話のための新コンセプト」の一般投票結果が、24日発売の『エスクァイア日本版』で発表される。
フェラーリとピニンファリーナが2005年1月から実施していた同コンペティションのテーマは「次世代のフェラーリ」。日本の東京コミュニケーションアート専門学校、アメリカのカレッジ・フォア・クリエイティブ・スタディーズ、イギリスのコベントリー工芸大学、イタリアのヨーロッパ・デザイン学院トリノ校が指名されて参加した。
実際に量産型フェラーリのデザインを決定している役員やマネージャーで構成される選考委員は、昨年11月に日本の永里大輔さんの作品『トレ・ディビーゾ』など4作品を優秀賞に選んでいる。
同時に世界中から一般の評価を募るべく、7カ国で一般投票が開催された。日本では複合的なメディア事業を行なうエスクァイアマガジンジャパンが、『エスクァイア日本版』読者を対象とした誌上コンペティションを実施、1月24日から2月10日まで投票が受け付けられた。