東京無線タクシー、ケータイクレジットの「iD」導入

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東京無線協同組合(東京無線タクシー)は、三井住友カードとNTTドコモと組んで、ドコモのおサイフケータイを活用したクレジットブランド「iD(アイディ)」をタクシー会社として始めて導入する。06年8月から東京無線タクシー加盟の全車(約5500台)に順次導入していく。

おサイフケータイについては今さら説明するまでもないが、04年7月にドコモが始めたサービスで、06年1月には契約数が1000万を突破している。そして、iDは店舗に設置した専用の読み取り端末に、おサイフケータイをかざすだけでサインすることなくスピーディにクレジット決済を可能とする決済プラットフォームのこと。利用の請求は後払いのため、事前のチャージも不要である。

東京無線ではこのiDの導入に合わせて、おサイフケータイが電子クーポンやチラシのように利用できるサービス「トルカ」も導入する予定だ。

タクシー業界では、すでに飛鳥交通やANZENが電子マネー「Edy」の導入を決めており、支払いの利便性を追求したサービス競争がこれから一段と高まりそうだ。

《山田清志》

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