三菱自動車は、ジュネーブショーで「MIEV(ミツビシ・インホイールモーター・エレクトリック・ヴィークル)」のコンセプトモデル『コンセプトEZ MIEV』を発表した。
「車体の中心線上にパワートレインが存在しないMIEVを用いたことで、タイヤをボディの四隅一杯に配置し、最近の三菱車のデザイン上の特徴でもある“踏張り感”を強調しました」と語るのは、デザイン本部長の仲西昭徳氏。
「また上に乗るボディラインはあくまでもシンプルに仕上げ、キャビンの居住空間を最大限に有効活用しています。全長3700mm×全幅1800mm×全高1750mmというBセグメント並みの車体サイズでCセグメント以上の居住性を実現したコンセプトカーです」
仲西氏は「スイスは日常的に電気自動車が走り、インフラが整っている場所で発表ができました」と続けた。