【トヨタ エスティマ 新型発表】チョビヒゲは苦肉の策?

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新型トヨタ『エスティマ』にはミリ波レーダーをオプション装着することができる。価格は税込み54万6000円。これを装着するとアダプティブクルーズコントロール(ACC)はもちろん、レーダー連動のプリクラッシュセーフティシステムが使えるハイテク車となる。また、レーンキープアシスト(LKA)用のCCDカメラも価格に含まれている。

ACCの作動速度は45−110km/hで、低速追従制御は含まれない。競合車とするホンダ『オデッセイ』、『エリシオン』、マツダ『MPV』にもミリ波レーダー式のACC/プリクラッシュセーフティはオプション設定されているが、LKAはトヨタ独自の装備で、これは他のクルマにはないアドバンテージとなる。

さて、ミリ波レーダーを装着した場合にはフロント部の意匠が若干変更となる。ナンバープレート上にミリ波レーダーが装着されるが、まるで「チョビヒゲ」を付けたかのような顔つきになる。

どことなくユーモラスでもあるが、このような姿になった理由は「エスティマの塗装は塗料に金属粉を含むメタリックが多く、ミリ波レーダーをバンパーの内側に配置すると電波かく乱が生じるので外へ露出させたため」ということだ。

これまではグリル部が大きなクルマに装着されることが多かったミリ波レーダーだが、エスティマは薄型グリルとなったことから、このような措置が取られたとみられる。

《石田真一》

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