新型トヨタ『エスティマ』には二種類のメーカーオプション(MOP)ナビが設定されている。いずれもモジュールタイプで、6個もしくは11個のスピーカーと組み合わされる。MOPナビの低価格化は進んでいるが、このナビは価格40万円を超える豪華仕様だ。
新型エスティマは「ラジオレス+6スピーカー」が標準設定。このため車両発注時にはMOPナビ、あるいはDOPナビ/オーディオを組み合わせることが必須となる。
MOPナビには11スピーカーの「エスティマ・パノラミック スーパーライブサウンドシステム」にリアモニターを組み合わせたタイプと、6スピーカーの「エスティマ・パノラミック ライブサウンドシステム」がある。前者はパナソニック製でリアモニターを含めて税込み66万5700円。後者は富士通テン製で同48万5100円。
ナビはモジュール式で、ワイド8インチサイズの液晶を備えているが、ナビとしての基本性能は2005年モデルのHDDタイプと差異はない。もちろんG-BOOKアルファにも対応している。また、パナソニック製と富士通テン製での機能差もない。両機の差異はリアモニターの連動機能の有無に留まる。