新型マツダ『MPV』(2日発表)には先代同様に、横にもスライドするカラクリシートが採用されているが、新型には、さらに快適性を高めた「スーパーリラックスシート」がオプション設定されている。
スーパーリラックスシートには大型のオットマンや座面角度調整機能、スウィング機能付きヘッドレストなど航空機のファーストクラスのようなシート形状を実現している。
新型MPVのシートを開発した中矢耕一さんは「今までオットマンやサイドサポート付のヘッドレストはありましたが、ネックサポートの付いたヘッドレストは世界初の試みだと思います。ネックサポートを設けることで熟睡してしまっても、頭がガクンと落ちてしまうことがないはずです」
「また、座面の角度調整も付いていますので、リクライニングを倒してオットマンを出して足を伸ばした時でも楽な姿勢を取ることができますので、非常にリラックスして座ることができると思います」とコメント。
確かにスーパーリラックスシートの装備をフル活用して座った時の快適性は非常に高く、これなら長時間の長旅も苦にならないだろう。ここに座って後席用モニターで映画でも見ていれば、まさにファーストクラスだ。
スーパーリラックスシートは、オートライト&レインセンサーワイパーとセットで4万7250円高となる。どちらも便利な装備なので、選んで失敗のないオプションだろう。