新型マツダ『MPV』(2日発表)は、『アテンザ』以降展開しているZoom-Zoom(ズームズーム)というブランドメッセージの集大成となるモデルだ。「集大成」というと「今後」は? チーフデザイナーの大矢隆一氏は、基本的に変化はないという。
「上から下までZoom-Zoomというコンセプトで統一したということです。これからもZoom-Zoomという方向性は変わりません。しかし、まだ理解していないお客様が多数いらっしやいます。そこでさらに進化させ、より良く分かっていただくのがこれからの方向性ではないでしょうか。」
「私はZoom-Zoomは一種の信念、宗教みたいなものと考えています。その信念に共感してくる方、イコールマツダファンを増やしたいと思います。クルマで走ることが、操ることが楽しいと感じる方を増やして行きたい。この新型MPVがそのきっかけになってくれればと思います」と語った。
新型MPVは“ドライバーズ・ミニバン”がコンセプトだ。きっとハンドルを握り、コーナーを曲がるたびに、Zoom-Zoomというマツダのブランドメッセージが理解できるはずだ。