【JNCAP2005】最近のクルマは破損がキャビンに及ばない

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【JNCAP2005】最近のクルマは破損がキャビンに及ばない
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ここ数年はオフセット衝突試験を公開することが多かったが、今回の自動車アセスメントでは固定されたコンクリートバリアに対象車両を正面衝突させるフルラップ衝突が公開された。

試験の対象車両となったのは、2005年秋に発表された日産『ウイングロード』で、運転席と助手席に成人男性ダミー(ハイブリッドIII)を着座させ、シートベルトで拘束した状態で行われる。180m離れた地点からワイヤー牽引によって55km/hまで加速し、そのままコンクリートバリアに正面衝突するようになっている。

試験結果は即日公開とはならず、データ解析の終了を待たなくてはならないが、ドアは両側とも工具なしで開けることができた。フェンダーパネルが食い込んでいるようだったが、その状態でも救出は可能であり、特に問題はないそうだ。

前面部はめちゃくちゃに破壊されているが、フェンダーの部材が効果的に壊れており、衝突による衝撃入力は緩和されているように見えた。車内もエアコンの操作パネルなどが脱落しているものの、こちらも大きく壊れているという印象は感じられない。破損部位はエンジンで食い止められている。フロントガラスも亀裂は入っているが、そのまま原型を留めていた。

《石田真一》

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