スズキの鈴木修会長は20日、新春の記者会見で二輪車事業にふれ、「ようやく3位らしい3位になれた」と安堵の様子を見せた。
同社の国内二輪車販売シェアは「下がりっぱなしだった」(鈴木会長)が、昨年21%と21年ぶりに20%を超えた。また、ヨーロッパや米国市場についても、シェアが上がり、国によっては1、2を争っている。
昨年は「うちにとってオートバイの復権ということが言えるのではないか」と鈴木会長は語り、今年はその勢いを維持し、国内販売が2%増の15万4000台、そして世界販売が15%増の375万台を見込んでいる。