BMWザウバーF1チームは、ドイツに拠点を置く携帯電話会社O2とのスポンサー契約を締結したと発表した。O2社は以前も同チームのスポンサーを務めた経緯があり、今回の契約によりBMWとのパートナーシップを強化する。
BMWザウバーF1チームとのパートナーシップにより、ミュンヘンに拠点を置くネットワーク・プロバイダのO2は、シーズン開始からO2ショップでチームのデザイン商品を販売する。また、WAP(ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル)、MMS(マルチメディア・メッセージング・サービス)、SMS(ショート・メッセージ・サービス)を使ったモータースポーツの最新ニュースの配信サービスも展開する。今後は、O2の携帯電話がチーム公式の携帯電話となる。
O2 Germanyのルドルフ・グローガー社長は、「O2とBMWザウバーF1チーム、それぞれが完璧を追求しており、常に革新を追い求め最新技術を生かしていくことが、短い期間で成功を収めることにつながる」とコメント。
O2はBMWウィリアムズF1チームの公式サプライヤーを務めたほか、2005年にBMWモータースポーツが1・2フィニッシュを飾った24時間レースではチーム・パートナーだった。