米国の自動車業界が4日(現地時間)発表した2005年の新車販売統計によると、不振の米大手2社とは対照的に日本の大手3社はいずれも過去最高を更新した。
トヨタ自動車は前年比10.1%増の226万296台で、3位のダイムラークライスラーのクライスラー部門に4万台余りに肉薄した。シェア差は0.3ポイントに縮まった。トヨタの記録更新は10年連続。
ホンダも9年連続の過去最高となる5.2%増の146万2472台と好調だった。また、日産自動車は9.6%増の107万6670台となり、初めて100万台の大台を突破した。
米市場全体では0.5%増の1699万3886台となり、2年連続のプラス。1700万台レベルを6年続ける高水準となった。