今年に入って40億ドルの赤字、さらに3万人の大リストラと12カ所の工場閉鎖、とバッドニュースが次々飛び込むGMが、このところ売り上げが急激に落ちている大型フルサイズSUV2モデルの生産打ち切りを発表した。
打ち切りとなるのは、7人乗りの『トレイルブレイザーEXT』、GMC『エンボイXL』の2モデル。来年2月をもって生産が終了する。この2モデルを生産しているオクラホマシティの工場閉鎖に伴うもの。
この2つのモデルに対する後継モデルの予定もなく、車種拡大路線を突っ走って来たGMの戦略は結局は失敗に終わることになりそうだ。