ホンダは2006年3月に国内3系列の販売会社を統合して「ホンダ店」に衣替えする。新たな営業体制での新モデル第1号は、3月に投入予定の新型軽自動車となる。
新型の軽自動車は『ザッツ』の後継モデルとなる見通し。軽自動車は1985年以降、「プリモ店」の専売車種だったが、統合により全店での扱いとなる。
ホンダは、国内では軽自動車の販売ウェートがほぼ3分の1となっている。今年は軽自動車市場が過去最高のペースとなっているものの、11月までのホンダの実績は前年比3.2%のマイナスにとどまっている。全店扱いとなる3月以降は新モデルで「統合効果」に弾みをつける構えだ。