新型トヨタ『RAV4』は先代と比べて車体寸法が大きくなった。新型RAV4の開発責任者、佐藤通彦チーフエンジニア(商品開発本部第2トヨタセンター製品企画)は、「ファーストカーとして使えます」と語る。
SUV市場が縮小傾向にある中、新型RAV4は、「ミニバンやセダンの顧客も取り込む」(佐藤チーフエンジニア)方針だ。そのためにユーティリティを向上させ、室内空間を拡大した。従来型はファミリーのファーストカーとしては小さかったのだ。ライトクロカン、クロスオーバーSUVがスペシャリティではなく、“普通の”クルマになったわけでもある。
その流れの中で新型では3ドアボディが廃止された。「旧型では13%ていどの需要でした。それにアメリカ市場では、先代の5ドアボディでもまだ最小クラス以下なのです。そこで新型では5ドアボディで長短をラインナップすることにしました」
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■今のミニバンやセダンを新型RAV4(他社の新車、中古でもいい)の購入資金に充てるとして、「私のクルマは、今いくら?」