【新聞ウォッチ】トヨタ、生産部門でも楽々世界一へ

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年10月26日付

●トーメンとの合弁28日にも調印へ 豊田通商(朝日・13面)

●ラジオの音楽、社内でゲット、日産・FM東京共同研究開始(産経・9面)

●いすゞ 神奈川県を提訴、企業税19億円返還求める (東京・38面)

●トヨタ、生産世界一へ・グループで来年920万台GM抜く (日経・1面)

●ディーラー満足度購入時1位ホンダ、アフターサービスはBMW (日経・17面)

●日野自、経常益11%増 今期3円配当(日経・21面)

●石綿被害救済財源、自動車・建設業も拠出 自民専門部会が決定 (日経・42面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車は2006年の世界生産を05年予想より12%増やし830万台とする計画を固めたという。きょうの日経が1面トップで取り上げている。

記事によると、ダイハツ工業と日野自動車を加えたグループでは920万台を上回り、米GMを抜いて初めて世界トップに立つ模様。収益力だけでなく生産規模でも世界一になる。

GM不振により富士重工まで、トヨタ傘下に入ったが、「楽して世界一になる」ことによって大企業病が加速しないかなど、逆に飢餓感を抱くトヨタ首脳もいるようだ。

《福田俊之》

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