9月末現在のETCの普及状況が道路システム高度化推進機構(ORSE)から発表された。それによると、全国で44万6216台のETC車載器がセットアップを行った。3カ月連続で月計セットアップ台数が40万台を越えた。累計は861万9619台だった。
都道府県別に月計を見ると、第1位が東京都で5万9711台、第2位が大阪府で4万9240台、第3位が愛知県で3万6579台がそれぞれセットアップを行っている。
累計でも第1位は東京都で139万台4917台と都道府県の中で唯一100万台を突破している。第2位は大阪府で85万396台、第3位が神奈川県で83万1484台となる。東京都が毎回累計、月計とも1位を記録している。
9月15日には、ハイウェイカードの販売が終了するなど、ETC以外で割引サービスを受けることが難しくなってきた。国土交通省が目指す利用率70%は、実現可能な数字になってきた。