パナソニック・オートモーティブ・システムズ社(PAS社)は7日、同社製カーナビ「ストラーダ」シリーズの最新モデルとなる『HDS630/HDS620』の販売を開始した。
このモデルは既存のラインナップであり、これまでエントリーモデルとされてきた「DVD系ストラーダ」と、ハイエンドモデルの「ストラーダFクラス」のちょうど中間に位置する商品となる。描画がQVGAであるものの、同社製2DIN-AVN筐体としては初めてワイド7v型のモニターを採用している。
特徴的なのは「簡単ツートップメニュー」と呼ばれる、HDS630/620から採用された新しいメニュー画面。向かって左側にはオーディオ関連の、右側にはナビゲーション関連のメニューがそれぞれ3つずつ表示される。頻繁に使う機能をユーザー自身が選んで登録することができるようになっており、一種のショートカットメニューとして機能する。
アイコンのサイズは大きめでタッチしやすく、階層を深くたどる必要もない。一見は素っ気ないが、表示位置や操作性を含め、ストラーダの既存モデルよりも良好。ストラーダの既存モデルも決して使いにくかったわけではないが、それでも「確実に向上している」と思わせる。