小糸製作所、トヨタにつられて九州進出

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小糸製作所は13日、トヨタ自動車などが九州地区での生産体制を強化していることから、九州に自動車用照明機器の工場を新設すると発表した(既報)。

同社は静岡県に5工場を持つが、九州での生産工場は初めて。トヨタやダイハツなど、九州地区で自動車生産台数が増加しているため、工場を進出し、品質、コスト、物流の強化で、メーカーへの対応を強化する。

また、同社は静岡県に集中していた生産体制を見直し、物流効率の向上、災害を想定したリスクの分散を図る。

新工場はトヨタの工場などとアクセスの良い佐賀県佐賀市久保泉町に設立、2006年10月に操業する予定。新工場は2009年をメドに自動車用ヘッドランプ、テールランプをそれぞれ年間100万台分生産する。総投資額は100億円。従業員は800人を雇用する予定だ。

《レスポンス編集部》

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