ホンダ、パキスタンの能力増強工事着工式を実施

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ホンダは、パキスタンの合弁会社ホンダアトラスカーズ・リミテッド(HACPL)が四輪車工場の能力増強工事の着工式を行ったと発表した。式典には、パキスタンのアジズ首相、タリーン工業大臣や州政府高官が出席した。
 
HACPLは、パキスタンの四輪車需要が増えているのに対応、建屋の拡張、溶接・塗装設備の増強などを行い、生産能力を現在の2万5000台から2006年末までに5万台に倍増する計画だ。関連投資額は約16億7000万ルピー(約29億円)を見込んでいる。
 
式典でホンダのアジア・大洋州本部長である土志田諭専務が「パキスタンでは1960年代より二輪ビジネスを開始し、長い友好関係を築いてきており、今後も現地の経済と社会に貢献してゆきたい」と抱負を述べた。
 
パキスタンの四輪車市場は昨年が13万3000台と01年からの3年間で2倍以上に急成長している。ホンダの05年1-7月の販売実績は『シティ』、『シビック』が好調で約1万8000台、前年同期比90%増となっている。

《レスポンス編集部》

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