住友ゴム、アスベストの使用状況と健康障害状況を公表

自動車 ビジネス 企業動向

住友ゴム工業は、アスベスト(石綿)の使用状況と健康障害の発生状況について発表した。

それによると、同社は現在、アスベスト含有製品は製造していないが、過去に産業品事業の旧神戸工場、加古川工場で製造していた船舶甲板舗装材や、加古川工場で製造していたエポキシ系塗り床材の製造・販売に使用していた。

健康障害の状況では、アスベストに起因する肺がんで泉大津工場でタイヤの手直し作業に従事していた従業員1人が1977年に死亡していたのを確認、作業時に扱っていた補材と因果関係があったとして1991年に労災認定を受けている。

しかし、神戸工場で1990年に定年退職した従業員が2000年に中皮腫で死亡しているが、アスベストを取扱っていないとしている。工場周辺からアスベストに関する健康障害の申し出は現在のところ無いとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集