朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2005年8月26日付
●新日鉄23年ぶり10傑 トヨタ6年連続首位 昨年の法人所得(読売・2面)
●ライブドア、今度は中古車販売(読売・10面)
●苦戦する輸入大衆車 日本勢との競争激化、8年で台数激減(朝日・11面)
●攻勢へモデルチェンジ、マツダ・ロードスターに3代目/タイ産戦略車 生産力も増強、三菱自動車(朝日・11面)
●鈴鹿市(ホンダ)中軸封じ 都市対抗野球第4日(毎日・14面)
●マツダが7車種リコール(日経・42面)
ひとくちコメント
2004年度の法人申告所得ランキングによると、トヨタ自動車が前年度比16.3%増の9228億円と6年連続の首位となった。自動車ではホンダ、日産自動車は為替差益の減少などもあってトップテンから姿を消した。民間調査機関の帝国データバンクが発表したもので、きょうの各紙が取り上げている。
トヨタのトップは予想通りだが、新日本製鉄が9位となり、23年ぶりにトップテン入りを果たしたほか、日本銀行も円安に伴う外貨建て資産の差益拡大などが要因で2位に浮上したのが興味深い。