日野自動車 セレガ を15年ぶりにフルモデルチェンジ

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日野自動車は、大型観光バスを15年ぶりにフルモデルチェンジし、新長期排出ガス規制に適合させ、『セレガ』として22日から発売した。
 
今回は「スーパーハイデッカ」と「ハイデッカ」の2シリーズを発売し、全長9メートルクラスのハイデッカショートシリーズは、来年発売する予定。
 
新型セレガは、「弾けるような元気…そして、おもてなしの心」をデザインコンセプトに、外観はアクセントピラーとオーナメントランプ、室内はドーム天井とLEDファイバー照明などの採用で、個性的なスタイルを特長とした。
 
環境性能は、新開発 直列6気筒ディーゼルエンジン「E13C」をベースにしたクリーンディーゼルシステムDPR(ディーゼル微粒子除去装置)の採用で、NOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)を大幅に低減して、新長期排出ガス規制に適合した。
 
安全性能では、ドライビングポジションの最適化、新型運転席シート採用によるドライバーの疲労軽減、万一の横転時に客席の被害を最小限に抑えるスタイリッシュセーフティボデーなど、アクティブセーフティ、パッシブセーフティの両面から、乗る人全ての安全性の向上を図った。
 
また“新開発サスペンションで振動を従来車比約30%低減したほか、この新開発サスペンションとステアリングシステムの組合せで直進安定性・旋回性能の向上を図った。新開発エンジン直結式フルオートエアコンも採用し、空調性能も向上した。
 
加えて新型エンジンの採用で約13%の燃費向上、新型エアコンの採用によるランニングコストの低減などにより、生涯コストの低減も図った。
 
販売計画は年間650台。価格はスーパーハイデッカの一般観光57人乗りが4272万4500円。

《レスポンス編集部》

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