「ホンダの労働争議の影響はない」とヤマハ発動機の梶川社長

自動車 ビジネス 企業動向

「直近の報告でも、ホンダさんの労働争議の影響はうちの工場にはないです」とはヤマハ発動機の梶川隆社長。

インドの首都ニューデリー郊外のハリアナ州にあるホンダの全額出資子会社「ホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア(HMSI)」の工場近郊で25日、従業員らがデモ行進をして警官隊と衝突し、数百人が負傷した。

同州にはヤマハ発動機の二輪工場「ヤマハ・モーター・インディア」もあり、その距離は30−40kmほど。それだけに、梶川社長もその動向には気になる様子で、現地の情報を集めている。しかしながら詳しい情報はなかなか伝わってこないようだ。

「うちにも契約社員はいますし、このような問題が今後まったく起こらないともいえない。うちだけ安心しているというわけにはいかない」と梶川社長は語り、しばらくは慎重にその推移を見守っていくとしている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集