【D視点】アウディの金太郎とホトトギス

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★この「シングルフレーム」が目に入らぬか

すっ飛びイメージで競合をしのぐ勢いの性能を自慢したいアウディユーザーにとっては、「シングルフレーム」は「三つ葉葵の印籠」のような威力がある。ただ少々、甘いのではなかろうか。ちょうど金太郎飴のように。

同一人物でも大人の顔と子供の顔では明らかに違う。また兄弟なら、似てはいるけど違っているのが当たり前だ。成長過程や性格の違いが内面からにじみ出て、それぞれ固有の顔になったと考えられる。

クルマでも同じように、それぞれ使用用途や所有の目的が違うわけであるから、その顔つきが違うのは当然と考えたい。

これまでアウディのフロントグリルは、大きいクルマから小さいクルマまで皆同じような顔をしていた。そしてあまりにも普通で目立たないグリルであった。上品ではあったが人々の注意を引くことはなかった。

ところがA6から採用したアウディの新しい顔「シングルフレーム」のフロントグリルは目立つ。A3そしてA4と同じような顔が次々と発表されるにつれて、なおさら見過ごすことが出来なくなってきた。

顔は重要な意味を含んでいることを知って欲しい。ラグジュアリーカー・メーカーとしてコーポレートメージを大幅に向上させたアウディが、さらにブランドイメージも向上することを願った、ファンからのエールがこの一文なのだ。

★鳴かぬなら、鳴かしてみせよう
★ギリギリブランド戦略
★この「シングルフレーム」が目に入らぬか

《松井孝晏》

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