今日の朝刊から---気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2005年7月4日付
●アジア・欧州メーカー 自動車工場、米南部へ(読売・9面)
●アロンソ5勝目、琢磨11位に沈む、F1フランスGP(毎日・15面)
●半導体部門1000人を削減、松下(産経・2面)
●三菱自動車 本社「出戻り」来年末メド、旧ビルに(日経・9面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車が米国市場で主力の『カムリ』や『プリウス』など4車種の値上げを発表した。3日付の各紙が取り上げている。
値上げの理由を「新モデル投入や鋼材などの価格上昇を踏まえた通常の料金改定」(米トヨタ広報)としているが、日米自動車摩擦の回避を意識した措置ともみられる。
一方、先月末に就任した渡辺捷昭社長のインタビュー記事が2日朝刊で朝日を除く各紙、今週発売の週刊誌にも掲載されたが、その中で渡辺社長は「世界一良いものを、世界一早く、世界一安く提供したい」などと語っている。あのプリウスでも「40−50万円はまだ高い」と語っていたが……。