ITS自動決済システム実証実験モニターを募集中

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日本自動車研究所は、愛・地球博開催地周辺の駐車場で、ITS自動決済システム実証実験を6月30日-9月25日に実施すると発表。モニターを募集している。

エリアは、愛・地球博が開催されている名古屋周辺の17カ所の駐車場。この駐車場でDSRCを活用した駐車場料金の自動決済を体験、それに対する意見・感想を元に、実用化につなげていく。

モニターの条件は、名古屋周辺に住み、対象駐車場を頻繁に利用するドライバー。DSRC車載器を取り付けることができること。車載器取り付けの際には、両面テープのみか両面テープ+ねじ止めの場合がある。そのため、実験終了後、車載器をはずすと、テープ跡、ねじ穴が残る場合がある。

また、加入の際には、新たにICクレジットカードの入会が必要な場合がある。定員は400名。モニター終了後車載器を取り外した際、謝礼としてカー用品店で利用できる5000円分の商品券が進呈される。もちろん、駐車場料金は、モニターの負担となる。

DSRC車載器を利用することで、ドライブスルー、ガソリンスタンド、駐車場などで自動決済が可能になるなど、カーライフがかなり便利なることが十分予想される。

しかし、今回の実験では高速道路のETCサービスを利用できないことから分かるように、今のところETC車載器でこのサービスを受けることができないようだ。となると、このままこれらのサービスが実現した場合、現在のETCユーザーは新たにDSRC車載器を購入する必要がありそうだ。

《編集部》

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