国土交通省は、独立行政法人の自動車事故対策機構とともに、チャイルドシートの安全性能比較試験である「チャイルドシートアセスメント」の2004年度の結果を公表した。
2004年度は試験対象として、乳児用チャイルドシート5製品、幼児用チャイルドシート9製品を選び、例年と同様に前面衝突試験と使用性評価試験の2種類の試験からなるアセスメントを実施した。
その結果、前面衝突試験によって衝突安全性が高いと評価され、使用性評価試験によって使用性も高いと評価されるチャイルドシートは4製品だった。
過去の年度毎の評価と比較すると、衝突安全性は例年とほぼ同様の結果が得られたものの、使用性は2001年度に次ぐ低いレベルとなった。