日野自動車の近藤詔治社長は31日の中期計画発表の席上、今年10月に施行されるディーゼル車の新長期排ガス規制に対応した大型トラック・バスを年内に発売する計画を明らかにした。
日野は中型トラックについては、5月24日に新長期対応車を発表している。小型トラックについては06年に投入する計画。
大型トラックでは、昨年11月に日産ディーゼル工業が業界の先陣を切って対応車を売り出していた。
小型を含む全車種の対応では日野がトップを切る見通しとなった。大型トラックはDPR(粒子状物質浄化装置)などを使った既存技術で、規制に対応する。