国内生産1000万台を確保…小枝自工会会長

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日本自動車工業会の小枝至会長は19日の2005年度定時総会後に記者会見し、「今年度も国内生産1000万台を是非とも確保したい」と語り、今年度の自工会の重点課題とする考えを示した。

小枝会長は「自動車産業には多くの人々が従事しており輸出産業でもある。日本経済の活性化に貢献し、モノづくりで欧米企業に対抗していくうえでも1000万台規模の生産を日本でやる必要がある」と述べた。

自動車の国内生産は02年度から3年連続で1000万台に乗せている。また、安全への取り組みでは昨年度表面化したリコール隠し問題に対処するため「より良いリコール制度の確立に取り組んでいく」方針を示した。

《池原照雄》

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